退職代行を利用すると会社から家族に連絡される？

退職代行を利用すると会社から家族に連絡される？

実家暮らしやさまざまな事情を抱えている方は、「家族に退職代行を利用したことを伏せておきたい」と考えることもあるでしょう。
退職する時は家族には迷惑をかけたくないものですが、弁護士の退職代行を利用することでトラブルを回避できます。

会社から家族に連絡されることはある？

家族に退職代行を利用して会社を辞めたことがバレてしまう可能性があるのは、「会社から家族に直接連絡される」というケースです。
しかし、ほとんどの場合会社から直接家族に連絡がいくということはありません。
不安な場合は、退職代行業者から会社側へ、本人や家族には連絡しないよう伝えてもらうことも可能ですので、事前に伝えておきましょう。

退職代行業者も当然家族に連絡しない

退職代行サービスを利用して退職したとしても、退職代行から家族に連絡されることはありません。
「親に心配をかけたくない」「状況を理解してくれなさそう」など親に心配かけたくないと不安も多いかもしれません。
弁護士には守秘義務があるため、家族に知られることはありません。

「弁護士」に依頼すれば安心

弁護士は、法律上厳しい守秘義務を負っているため、退職代行の依頼を受けたことを口外することは禁止されています。
一方、民間企業が運営するの退職代行の場合、守秘義務が発生しないため、個人情報が流出する可能性は否定できません。
依頼者の個人情報を守る守秘義務が課せられている弁護士であれば、安心して依頼することができます。

退職代行を利用したことを家族に連絡されたくない理由は？

家庭の事情は人それぞれですが、退職代行を利用して会社を辞めたことを連絡されたくない理由には、どのようなものがあるのでしょうか？

親から過剰に心配される

仕事を辞めたことを、親から過剰に心配されるというケースは少なくありません。
「本当にこの会社を辞めてもいいの？」
「このまま続けた方がいいのでは？」
と言われ、自身で決意した退職を反対されてしまう可能性もあります。
もしも退職代行を利用して退職したことを心配されても、包み隠さず理由を説明して自分の意見を伝えることが大切です。

親子関係が悪くなる可能性がある

「会社との間に借金があった」「無断欠勤していた」などプライベートな問題を抱えている場合、家族に連絡がいって親子関係が悪くなるのではないかと不安に思う方もいます。
また、両親が退職代行に理解がない場合、退職代行を利用したことが分かったら親子関係に響く可能性もあります。
この場合も理由を伝えて、納得してもらうことが大切です。

会社から脅迫されて家族に心配をかけたくない

ブラック企業の場合、退職を伝えたら脅迫や嫌がらせを受けるなどトラブルが発生する可能性もあります。
損害賠償請求をされたり、脅迫された場合は、速やかに弁護士に相談しましょう。
弁護士は法律に基づいて適切な対応が可能なため、家族に連絡が入って心配をかけたり、トラブルに発展するリスクが少ないので安心して依頼することができます。

退職することはいずれ知られることになる

退職代行を利用して会社を辞めたことを家族に隠していても、辞めたことが発覚するのを先延ばしされるだけで、いずれ知られることになります。
何らかの理由で辞めたくても辞められない場合でも、退職代行に依頼することでスムーズに退職することができます。
後々トラブルになる可能性もあるため、家族に事情を説明しておくことが理想です。

退職代行を利用しても会社から家に電話がかかってくることはある？

実家暮らしや家族と一緒に暮らしている方にとって、退職代行サービスをしたのに会社から家に電話がかかってくると困ってしまいますよね。
退職代行を利用した際、家に電話がかかってくることはあるのでしょうか？

場合によっては退職代行を利用しても家に連絡が来ることはある

退職代行を利用しても、本人の意志確認・安否確認のため会社から家に電話がかかってくることはあります。
場合によっては電話に出る必要はありますが、依頼先の退職代行に連絡して代わりに対応してもらう、メールで会社に連絡するなど別の方法で対応しても問題ありません。
家に電話がかかってくることで家族に退職代行の利用を知られる可能性はありますが、必ずしも自分で対応する必要はないのです。

あまりにしつこい場合は着信拒否をする

退職代行を利用したのにもかかわらず、会社から電話がしつこくかかってくる際は着信拒否してしまっても問題ありません。
電話がかかってくるからといって「自分で対応しなければならない」ということはありませんし、着信拒否をすると会社から電話がかかってくるストレスがなくなり、精神的負担も軽減されます。
家族に退職代行を利用したことを知られることもないため、ご自身の心を一番に守るためにも、着信拒否するのも一つの方法です。

会社から連絡が来たことを退職代サービスに報告する

なるべく早い段階で会社から連絡が来たことを退職代サービスに報告し、どのような要件で連絡してきたのかを代わりに聞いてもらいましょう。
会社が直接電話をしてくるのは本人確認や引き継ぎに関する要件などのほか、退職を引き止めるためや嫌がらせなどさまざまな理由が考えられます。
どんな理由であれ労働者が直接対応する必要はないため、着信拒否などの対応を行うことが大切です。
労働者本人と連絡がつかないからといって家に来るということはほとんどありませんが、万が一家に来るようであれば弁護士に相談しましょう。

退職代行は「弁護士」に依頼すれば安心

退職代行サービスは、「民間企業」「労働組合」「弁護士」の3つの種類に分かれます。
弁護士は法律問題に強いだけでなく、労働者の代わりに会社と直接交渉が可能です。
弁護士資格を持たない民間業者の場合、弁護士業務を行うと「非弁行為」となるため、交渉を行うことができません。
退職するだけでなく、交渉や請求を依頼したい場合は、「弁護士」に依頼しましょう。
トラブルとなる事情がある場合は、事前に解決しておくことでスムーズに退職できますが、事情によっては弁護士に相談した上で適切な対応を行うことが大切です。
「家族に連絡されたら困る」という方も、弁護士対応の退職代行サービスであれば安心して利用することができます。

「フォーゲル綜合法律事務所」は弁護士による円満退職代行サービス

「フォーゲル綜合法律事務所」の弁護士による円満退職代行サービスは、100%退職継続中で即日退職も可能です。

貴方や貴方の家族への連絡は法的に代理人となる弊所担当弁護士となりますので、直接の連絡はしないように会社にはきつくお伝え致します。
しかしそれでも稀に連絡をしてくる場合がございます。
その時は着信拒否していただいた上で弁護士までご連絡ください。
ご連絡頂きましたら、会社にきつく抗議させて頂きます。 不安に感じることがありましたら、お気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、退職代行を利用すると会社から家族に連絡されるのかについて解説しました。
「退職代行を利用して会社を辞めることを家族に伏せておきたい」
「万が一会社から直接電話がかかってきたときに退職代行サービスに対応してほしい」
という場合は、トラブルを未然に防ぎ、解決実績が豊富で労働問題に強い「弁護士」が運営する退職代行を利用することをおすすめします。