弁護士監修!?の代行業者が契約内容を理解していなくて起きたAさんからのSOS

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このブログは退職代行サービスについて
本当のところどうなのという皆様の疑問にお答えしていくブログです。

※動画を簡易にテキスト化した文章になる為、所々読みづらいかもしれません。
できればブログ内の動画の方をご覧ください。

今日はですね
僕らの行っている退職代行のサービスにSOSを出してきたAさん
この方の事例をご紹介します。

このAさんというのは、僕らに依頼をする前に、実は別の退職代行業者に依頼をしていたんですね。
労働組合型なんですけれども、そこでトラブルが起こって僕らにSOSを出したって事なんですね。

このAさんっていうのは運送会社に勤めているんですよ。
朝9時とかに行って荷物を積んで運ぶというものなんですけども、最近すごいよくある通販会社の下請け会社なんですよ。

通販会社が色んな商品各家庭に配りますよね。
で、配送します。
その配送を請け負ってる会社に勤めてるのが、このAさんだったんですよ。

このAさんね
社長に言われる通り働き
休みも殆どないような形でずっと夜遅くまで働いているんですけども。

Aさん
Aさん

もうしんどいわ……
全然見合わへんわ……
辞めるわ
体もこれまた壊すわ…
でも社長怖いしなー

ということで、退職代行業者に頼んだと。
Bっていうところに頼んだとしましょうか。

でね、このBはですね。

退職代行B
退職代行B

わかりましたー!!

で、会社に連絡して

退職代行B
退職代行B

すみません!
うちBっていうんですけど、そちらにお勤めのAさん今日辞めますんで、退職届も出しておきます!
じゃあ さよならー!

てやったわけですよ。

これね、普通の会社でも問題なんですけど、こんな対応の仕方って

大きな問題を抱えてたんですよ!

何かっていうと、実はこのAさん会社との間
業務委託契約
って名前の契約にサインしてたんですね。

これね運送会社がよく使う方法なんですけども
実態は社員なんですよ。

朝9時に行けって言って朝9時に集合して、荷物を積んで走って、、、
全部配り終わるまで帰ってくんなって言われて、帰ってくんのが10時ぐらい。
休みも会社に決められて

Aさんが

Aさん
Aさん

いやすんません、、、
ちょっとこの日、子供の運動会で参加したいんで休ませてくれませんか?

といっても社長から
何言ってんねん!代わりの奴おらんからお前出て来い
ていうような

普通の社員としてもしんどいブラック企業の社員ですけど。

そういう会社なんですけど
業務委託契約ってのをやってるんですよ。

で、この業務委託契約の中にはペナルティなんかも入ってて
退職するとペナルティだよ!
って書いてあるわけですよ。

でね、こういう場合って本来はどうするかっていうと

この業務委託契約っていうのが
雇用契約を偽装で、業務委託契約にしているのか
本当に業務委託契約なのか
ていうのをまず分類して

もし本当の業務委託契約だったら退職じゃないですからね。
契約の打ち切りなんで。
どうやったら契約を打ち切るのか、ペナルティはどうやったら避けられるのか
ていう事を考えないといけない。

もう一方で
これ実態は社員だよねっていう場合
雇用契約だよねっていう場合は、会社にこれは雇用契約ですよ!
ていう事をちゃんと説明して、その上で退職するという形を取らないといけないわけですよ。

だから電話一本で
業務委託してるみたいですけど、今日辞めますー!ガチャーン!
なんて
やっちゃいけないんですよ!
だけどその退職代行業者
それやっちゃったわけですよ…

そしたら会社は
烈火の如く怒って!

このAさんにもうバンバン電話するんですね。

で、Bって退職代行業者にAさんが

Aさん
Aさん

大丈夫っすか!?

って聞いても

退職代行B
退職代行B

あっ大丈夫っす!
予告期間置いたら、自然に退職確定するんで大丈夫っす!!

って言うんですが

でもねそれはAさんの業務委託契約
雇用契約の偽装ですよっていう事をある程度確定してないと
言えない話なんですよ!

ところがそんな話全然聞いてないわけ。

業務委託契約と雇用契約
違うでしょう比べたら!!!

日本の法律では
名前を業務的契約ってやっても中身や実態が雇用契約だったら
雇用契約と読み替える
っていう風になってるんですけども
それをちゃんとやる必要があるわけですよ!

契約内容に合わせて、対応する必要があるわけね。

だって契約書の内容が名前と違うんだもん
それちゃんと整理しないといけないじゃないですか!

例えば家を検討していて不動産屋から
家を「買う」のと「借りる」のと同じですよ!
ていう説明する不動産屋がいたら

そんなん信用しないでしょう!

もうやっちゃったんですよね
この退職代行業者は。

退職代行B
退職代行B

業務委託契約も雇用契約も、まぁあんまり考えないで大丈夫っす!!

それで大っきなトラブルになって
本来その時にやらないといけない事っていうのもしてなくて
それで大きなトラブルになってる。

これ正直言うとAさんが会社の方に
損害賠償責任義務を負う必要が出てくる可能性が非常に高い
事案でした。

これ元々はなかったですよ。

この退職代行業者が
やるべき事をやってないおかげでそうなりかけてたもの
まあなんとかこちらで話をつけて…
会社もぶつくさ言っていましたけども。

まあ結構大変でしたけど
退職と、損害賠償請求もなし!
という事で終わりました。
結構時間かかりましたよもう!

始めっからやってたらこんな時間かからんかったのに。

グシャグシャにされてしまったからまあ結構かかりましたけども。
という事例がありました。

本当にね
退職ですーガチャーンで切って、終わりでいいんやったら
もう本当になんぼでもしますって!

本当に、別の動画でも言いましたけど
その後が大変なんだから!

だから
形だけとしてもね
雇用契約とは違うものを結んだりとか
あるいは雇用契約にも変なの入ったりする事あるんで
そういう契約書っていうの結んだりすると
ちゃんと見てちゃんと判断して、何を押さえないといけないかって

判断できる人にしか頼んじゃ駄目ですよ!
本当に!
気をつけて下さい。

今日の教訓は

働く契約というのは
雇用契約だけではありません

という事です。
気をつけて下さいね。

『まとめ』

弁護士監修!?の代行業者が契約内容を理解していなくて起きたAさんからのSOS
・業務委託契約で契約しても実態は雇用契約の場合があります。
・契約書を結んだ場合は、中身をしっかり把握してください。
・退職代行を行う場合は、契約内容の何を押さえておくべきか判断できる人にしか頼んではダメです!
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