退職代行で後悔しない選択をするためのポイント

退職代行で後悔しない選択をするためのポイント

退職代行に依頼して会社を辞めようと思っても、注意点を抑えていなければトラブルに発展することもあります。
退職代行の利用で後悔しないためにも、事前にポイントをチェックしておきましょう。

会社の就業規則を確認する

会社は、独自に「就業規則」などで業務上のさまざまなルールを定めており、就業規則には退職に関する手続きのやり方や退職日が記載されています。
有給取得の手続きや退職金の規定、賞与、社宅などに関しても記載されているので、問題なくスムーズに退職できるよう、退職代行業者に依頼する前に、事前に会社の就業規則を確認しておきましょう。
ただ退職に関しては就業規則よりも法律が優先されるため問題ありません。

弁護士の有無を確認する

退職代行業者を利用するうえで重要になるのが、弁護士の有無です。
退職代行業者には弁護士と提携している業者があり、法律に則った業務指導がなされています。
しかし、弁護士が直接対応する業者と、弁護士と提携している業者では状況が異なります。
弁護士が対応していない退職代行業者では、法律に関するトラブルが発生することも少なくないため、サービス内容に違法性がないかを確認することも大切です。

悪質な退職代行業者に注意

悪質な退職代行業者では、会社とトラブルが発生し立場が不利になると無責任に業務を投げ出す、というケースがあります。
代行費用を払ったにもかかわらず、結局自分で退職の手続きを行わなければなりません。
退職代行で後悔しないためにも、こうした悪質な退職代行業者を見極めることが大切です。

退職代行で後悔しないためには業者選びが大切

退職時の会社とのトラブルを防ぎ、後悔しないためにも、最適な退職代行業者を選ぶことが大切です。
自身の状況に合わせて、退職代行を上手に利用しましょう。

退職サービスの範囲を確認

民間企業が運営する退職代行ができることは、退職の意思を伝えることのみです。
弁護士資格を持たない業者が交渉や交渉などの法律事務を行うと「非弁行為」にあたるため、必ず事前に退職サービスの範囲を確認することが大切です。
有給休暇の消化や残業代、未払い給与の請求など退職時に会社と交渉や話し合いが必要な場合は、弁護士に依頼しましょう。

料金が明記されているかを確認

退職代行業者によっては、オプション等で追加料金を請求される場合があり、依頼時に説明された料金よりも高額になってしまうケースもあります。
なかにはホームページに記載のない追加料金を請求する悪質な業者も存在します。
「想定以上に料金が高額になってしまった」と後悔しないためにも、弁護士や退職代行サービスの料金が明確な業者を選びましょう。

実績のある退職代行業者を選ぶ

近年退職代行サービスの需要の高まりとともに、退職代行業者も増加しています。
業者選びで後悔しないためには、実績がありノウハウが豊富な業者を選ぶことが大切です。
ホームページを確認するほか、口コミなどを参考にして、退職代行業者の実績やどのようなサービスを行なっているのかを理解しておくことで、安心して退職代行を利用することができます。

「弁護士」に退職代行を依頼するのがおすすめ

退職代行サービスを行う事業者は近年増加し、退職代行を利用する労働者も増加傾向にあります。
しかし、退職代行サービスは運営している団体や会社によってできる業務の範囲が異なり、適切な業者を選ばなければトラブルに発展するケースもあります。
退職代行で後悔しないためにも、法律の専門家である「弁護士」に依頼することがおすすめです。
法的なトラブルとなった場合でも、弁護士であれば適切に対応が可能です。
また、弁護士は依頼者の代理人として会社と直接交渉が可能なため、有休消化や賃金未払いなどの手続きも安心して任せることができます。
後悔しない選択をするためにも、弁護士による退職代行に依頼してスムーズな退職を目指しましょう。

まとめ

これから退職代行を利用しようと考えている方は、後悔しない選択をするためにも正しい利用方法を理解しておくことが大切です。
次のステップに進むためにも退職代行で後悔しない選択をして、退職手続きを円滑に進めましょう。