このブログは退職代行サービスについて
本当のところどうなのという皆様の疑問にお答えしていくブログです。
できればブログ内の動画の方をご覧ください。
弁護士の嵩原安三郎です。
今日はですね、退職代行の利用が多いある職種
なんだと思います?
負担が大きいあの職種・・・
まあちょっと順番紹介するとね
■第3位
介護職員なんです。
これも負担大きい!
■第2位
医療従事者です。
看護師さんとかお医者さんとかどちらもいらっしゃいます。
でね
■第1位
最近ニュースでもよく取り上げられるあの職種
そう!
保育士です。
今日は保育士さんの退職代行についてお話しようと思ってます。
最近どうです?
保育園での不祥事というか、事故というか事件というか、もう本当に連日報道されてますよね。
子供の足持って逆さ吊りにしてみたりとか・・・
あと
園バスへの置き去り。
もう思い出すと涙出ますけども・・・
本当に何してるんだ!!
でもね、ほとんどの保育士さんはもうむしろ真面目にギリギリのラインでなんとか耐え忍んでやっておられるんです。
本当頭下がりますよ。
でも保育士さんって負担大きいんですよ。
もちろん色んな業種さんそれぞれ負担大きいですよ。
でも保育士さんの負担の大きさって本当すごい!
負担が大きい理由が、3つあるんですよ
1つはね
担当業務がめちゃくちゃ多いんです。
これなにかって言うと
保育士1人あたりで見る園児さんお子さんの数っていうのが法律で決まってるんですけども
これがね日本めちゃくちゃ多いんです!
例えばね
2歳児!
言葉を覚えて歩き回って動きが大きな2歳児ですけども
そのお子さんですと
保育士1人に関して6名のお子さん見るんですよ。
2歳児6人
1人でも大変なのに6名なんかすごいと思うんですけども.
ここは諸外国と変わらないんですけど、ここから跳ね上がります。
3歳児だと事故が多いんですが、この3歳児だと一気に上がります。
保育士1人に関して20名です。
20名ですよ!
一人で3歳児の子供を見るのも大変なのに
20名!
他の国見ますと、イギリスとかフランスだと7名でいいんです。
3分の1ですよ。
ドイツ少し多めなんですけども
それでも13名です。
そうすると、日本が圧倒的に多いです。
4歳児だともっとひどいですよ。
日本は4歳児保育士1人で30名です。
30名ですよ!
僕1時間も無理やと思う。
まあ4歳児だと意外と聞き分けがよくなってくる子が増えるのですが、それでも大変ですよ。
でも諸外国のアメリカイギリスだと、8人でいいんですよ。
保育士1人あたり4分の1ですよ。
ドイツは3歳児も4歳児も変わらないので13名です。
半分以下なんですよ。
ドイツですらね。
いかに日本の保育士さんの負担が大きいか。
みなさん自分のお子さんなんか考えてもらったら分かるとおもうんですが
いとこの子ども、そのちっちゃい子一人見るのも大変でしょ?
そうじゃなくても電車で走り回ったり、大声出している子見ても
うわぁ大変だな
と思うことあるでしょ?
それ30名とか40名とか見ると思ったらフラフラきますよ。
あとね
勤務時間が長い!
これね僕の感覚かもしれないけども、サービス残業が一番多いんじゃないかなと思う。
っていうのはね、持ち帰り残業多いんですよ。
例えば運動会ありますとか、お遊戯会ありますとかいったら帽子とか作ってくれるんですよ。
花とかつけたりとかね。
あと、園児さんが出した絵にキレイにこう縁取りとかしたり名前付けたりとかする作業がめちゃくゃあるんですよ!
それを園に残らずに持ち帰って家ですると
すっごい負担だと思う!
しかも自分で勉強される方がいっぱいいるんでね。
子どものための勉強。
だからもう相当負担大きいと思う。
しかもそれ残業代出してないとこ結構あるんですよね。
じゃあ、第3番目が問題です。
これはね
パワハラがめちゃくちゃ多い!
僕らも退職代行をしてて保育士さんが辞めはる時の一番多いもうほとんど出てくるって言ってもいいんだけども、
園長とか先輩保育士とのトラブルです。
もちろん会社員なんかでも多いんですよ。
でもねほとんどなんじゃないかなと思うぐらい人間関係トラブルって入ってくるんですよ。
保育園に電話するでしょ?
そしたら電話の相手が園長さんのことが多いわけですよ。
なぜなら他の会社と違って人事部とかがないから。
そうすると、その園長さんとお話するでしょ。
しようとするとね
もう電話口でうわ~っとこう…
なんか大声を出したりとか
ガチャーン!とガチャ切りしたりとか。
あるいはその辞める人の悪口を延々言うとかっていう人が結構珍しくないっていうか・・・
もう結構多いんですよ!
他の職種とか会社員も含めてそういう人はいますよ。
いるんだけども、その割合が圧倒的に多いかな。
ちなみに医療従事者、病院なんかでもそういうタイプ多いんですけども
まあ介護職員なんかも多いですけども
でもね、やっぱりこの保育園っていうこのパワハラ度合ってすごいよね。
それが例えば、待遇はめちゃくちゃいいですとか業務負担軽いですとかいったらね
これぐらい我慢しようか
って思うかもしれないけども
もう時間も長い、残業代も出ない、負担もめちゃくちゃ大きいっていうところで
上司にうわ~っと言われてみなさん耐えられます?
もちろん多くの園は園長さんとかが一生懸命に人を大事にしようということで、保育士がいかに大事かわかってるんですよ。
辞められるとやっぱ困る。
で、
ある人が辞めた後に、
ああ~あの人がいてくれてこんな助かったんだと分かって
一生懸命人を大事にしてるって保育園もいっぱいあります。
やっぱりね
保育士どういう風に対応したらいいでしょうか?
ってご相談すごく多いんですよ。
すごい気を遣っている。
でもね
気を遣っていないところは全然、もう奴隷かなんかと勘違いしてる。
まあ園長先生も色々大変かもしれないよ。
しんないけども
でもね
もっと大変なのが保育士なのに「うわ~」って言われて
コレなってない、アレなってないって・・・
そりゃあね、子供は大変ですよ。
1人の子供がわ~って走ってて、保育士さんが一生懸命に他の子たちを見てて・・・
そういう1人が走っている時に
園長が
何してんのや!
子供走ってるじゃないの!
それはもう、うわぁ~ってなりますよ。
その前に園長が走ってるその子を止めろって話なんです!
だからぐわぁ~って叫ぶだけの園長なんかがいるともう地獄です。
本当にね保育園の離職率ってやっぱり低くないんですよね。
4年経過前に辞める方が更にあと13%ぐらい。
5年ちょっとくらいで辞めるのは、後の11%っていうことなので。
まあ単純に足すと4割ぐらいなんですけども
5年ぐらいでもう半分近く辞めてるっていうのも結構ですよね。
アルバイトじゃないんですよ。
わざわざ頑張って資格を取って
大変な業界だよーって、そんな給与も高くないよーって分かって資格取って入る人が5年ぐらいで半分近く辞めちゃうんです。
そういう意味では本当に僕ね単純に保育士さんって一生懸命…
まあいくら園長さんが気を遣ってるような保育園の保育士さんだとしても
そうだとしても、負担が大きいことに間違いないから。
本当頭下がります!
僕らも含めて子どもが保育園でお世話になりましたっていう方いっぱいいると思うんですけども、
本当にね保育士さんのおかげです!
本当にもう本当頭下がります。
もう本当になんとか待遇も上がったらと思うんですけどもね。
でも逆に言えば保育園選ぶ時に
園長さんやあるいは経営者さんがね
にこにこしゃべりながら、うちの園ってこんな素晴らしいって話を聞くんですけども
それも大事なんだけど、その勤めてる保育士さんの様子を見てみたらどうですか?
その園長さんが
そうですよねっていう話してて、みんなそうですよねって言った時に、うんうんと目を合わせて話しているのか?
そうじゃなくて、若干目をそらしながら頷きだけしているのか
あるいは
子供を送りに行ったりお迎えする時に、その色んな保育士さんいますよね?
その時園長さんも出てきてる。
その時によく目と目で会話してるとか、合図してるとかですね
保育士さんの方が園長さんをちゃんとこうやって見てるとかですね
そういう園長に対する信頼が、保育士さんから感じられる。
そういう保育園こそ選ぶべきじゃないかなと思うんです。
立派な理念掲げているところ、それはいくらでも書けます。
それよりも本当に働いている保育士さんが本当に生き生きと園長の方を尊敬の目で見ているか。
これって結構大事なポイントなんじゃないかなと、退職代行してつくづく思います。
『まとめ』
保育士の退職代行利用者急増の理由について解説します。
・担当業務が多い(一人で見る園児の数が多すぎる)
・勤務時間が多い(持ち帰りでのサービス残業が多い)
・パワハラが多い(園長が怒鳴る事が多い)
・頑張られている保育士さんには本当に感謝しています