労働組合型の退職代行に依頼した方からのSOS事例

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このブログは退職代行サービスについて
本当のところどうなのという皆様の疑問にお答えしていくブログです。

※動画を簡易にテキスト化した文章になる為、所々読みづらいかもしれません。
できればブログ内の動画の方をご覧ください。


今日はですね
元々労働組合型の退職代行業者に依頼していたAさんから、僕らに入ったSOS事例についてご紹介いたします。

これAさんというのはですね
入社3カ月目で、もう体力的に無理と思って退職を決めた方なんですね。
転職活動をしてたんですけれども、まあ運良く転職先が見つかって
それ2月に見つかるんですけども、
転職先からは4月の真ん中ぐらい15日ぐらいに入ってきてよっていうので決まったんですね。
まあ2ヵ月、1ヵ月半ぐらいあるし
会社には1ヵ月前ぐらいに言わないといけないかと思って

3月1日に会社に連絡するんですよ。
連絡っていうか伝えてね、

ごめんなさい。
3月いっぱいで退職させて下さい。
て言って連絡をするわけですよ。

そうするとですね、まあしゃあないかあっていうような上司じゃなくてね
ヤダ!て言うんですよ。上司が!

いや、うち部署人足りないから辞めるとしても4月30日だなあ。
2ヵ月後だなあ、、とかって言うわけですよ。
これが3月1日の話。

で、4月30日って言われたら、次の転職先の入社日の4月15日を過ぎちゃうわけ。

この人Aさんはね
3月いっぱいで辞めて、まあ2週間ぐらいちょっとゆっくりしてから入社したいなと思ったみたいで
それで3月31日退職と言ったんですけども
上司はもう4月30日じゃなきゃヤダ!て言ったわけですよ。
でもうこれもう埒あかんなって事で
その時まあすごい宣伝してた、労働組合型の退職代行業者のBっていうところに頼むわけです。
まあこれイニシャルで、なんでもないですよ。
単につけたBなんですけど。

このB社はですね
3月5日にこの会社に電話して

すみません。
Aさんから依頼受けたんですけど、初めにAさんが頼んだ3月1日から2週間後だから
3月15日に退職しまーす!
って連絡したんですね。

さあここでもう問題発生してるんですけど
皆さんわかります?

これね
3月15日に成立しないんですよ!

いやいや、連絡してから2週間後って言うんだから
Aさんが3月1日に辞めます!と言ったら2週間後の3月15日でしょ
って思う人いると思うんですけど、、
これAさんは、3月31日に辞めますって言ってるだけで
その前に辞めますとは言ってないんですよ。

法律ではね
退職しますって言って2週間後に成立するっていうのは
日を指定していない場合なんです!

その時は言った日から2週間後に確定しますよっていう話なんですよ。
だから始めから3月31日に退職しますと言って、2週間後に退職が成立するって
変じゃないですか!

いや本人も困りますよ!

3月31日まで勤めようと思ったら
途中で会社が、あ!2週間経ったんでもう辞めて下さい。
って言われたら困るでしょう!

だからそれはそもそも間違っているんです。

これ法律の知識がないからなんですけど
まあそういう場合は僕らが連絡する場合は、別の言い方するんですけど
そうすると早く辞められる場合があるんですけどね
ここではノウハウ言いません。
業者も見ていると思うんで。

まあまずそもそも、失敗します。

事案戻りますけど
そうするとね、会社はヤダ!て言うわけですよ。
3月15日なんてそんなん聞いてへん!
ヤダ!って言うわけですよ。

ほなこの退職代行業者のBは会社と協議を始めるんですね。

そして本人に連絡してきて

すいません。
会社がどうしても4月30日じゃないといけないって言ってるんですけど
4月30日ってどうですか?
って言ってくるわけですよ。

いやいやいやいや!

それやったら始めから一緒やんと。
もちろん本人さんAさんも
いや困ります!
せめて3月31日にして下さいって返すんですけど。

ここで問題の2つ目が発生してます!
わかります?

これね

何もせんかったら3月31日で成立してたんですよ!

Aさんが言った
3月1日、そこから2週間以上の日を指定してるんで3月31日に退職が確定してたんですよ本当は。

だけど
その後協議に乗ってるわけでしょ?
協議に乗るって事は
3月31日の退職じゃなくてもいいっていう意思表示だと
解釈されるわけですよ。

まあ何かって言うと
Aさんが始めに言った3月31日に辞めますねっていうものが
撤回されちゃったみたいになっちゃうわけ!

だから
なーんも言ってないのと同じなんですよ。

そうすると
もし退職手続きするとしたら、またこの日からになるんですよね。

だから協議に応じた時点で
第2の失敗です!
これせんかったらね
3月31日成立してたんですよ。

Aさんも次の転職先の入社に間に合った。
やらんかった方がマシなんですよ!

で、どうします?って
Aさん今から僕らが受けて
退職手続きを進める事も可能ですけどと言ったんですけど、、
もう正直その時期はもう遅くて転職先の入社日に間に合わない状態やったんですね。

本人も悩んで
まあ新しいお金も出さなあかんしって悩んで
結局、自分で対応しますって言って終わったという案件がありました。

これは本当にね、法律を知らんっていう。
条文も知らんっていうことなんですけど。

法律の基本
意思表示に関する基本であるとか!
合意に関する基本であるとか!

基本を知らない人がやった間違いなんですよ。

僕ら別に条文を読んで、それを覚えて
フワ~っと言ってるだけじゃないですからね。

法律の基礎的な
法律ってこういうもの!
意思表示ってこういうもの!
っていうことを学んで、その上に法律があるので。

基本も知らない人が、いくら法律の条文をしゃーって読んでやったって出来ませんよ。

そんな簡単やったら弁護士要らないっしょ!

本当にこの件はAさんがかわいそう。
もうめちゃくちゃかわいそうな案件。
もうせめてAさん放っといたら良かったのに、どこも頼まんかったら良かったのにと思うぐらいの案件でした。

ここで皆さんに教訓を1つ

法律を知らないというのは本当に人生損しますよ

もし
法律を知っている人に頼みたいと思ったら

本当に知ってる
専門家にして下さい!
お願いします。

『まとめ』

労働組合型の退職代行に依頼していたAさんからのSOS事例
退職代行業者の対応間違いによって退職日がズレて転職先の入社日に間に合わなかった事例です。
・法律を知らないというのは本当に人生損します。法律の専門家に相談するようにしてください。
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